地獄

今日も一日全くやることがなかったので、昔のクラスメートの本名をFacebookでひたすら検索していました。私はこれまで人間として虚無だったので、かつての同級生と一切連絡を取っていませんでした。そのためにかつてのクラスメートや友達の卒業後の進路とかを全く知りませんでした。今日のお昼に何の脈絡も無く「Facebook見ればすべての答えが分かるんじゃね?」と思い立ったので、早速軽々しく調べてみました。

最初に思い出した同級生の名前を検索してみたら海外の大学に留学していることが分かったのを皮切りに、海外の名門大学や東大に行ってる人間もいるし、意味不明なFラン、専門学校、高卒、公立中卒の奴がいるなど、いろいろな同級生事情が明らかになってきました。かつて私にやたら嫌がらせをしていた二人が国立の受験に失敗して私立に行ったらしいことを知って笑顔がこぼれる瞬間もありましたが、どのアカウントを見ても総じて海外・沖縄旅行の砂浜で遊んでいる写真や学園祭・体育祭・卒業式の後の黒板前集合写真や成人式で「ひさびさに△組のみんなと会った!マヂ楽しかった!また今度みんなで集まって遊ぼうな!」写真や「□□といっしょに○○食べにいった!!おいしかった〜」写真などなどで溢れており、タイムラインが地獄の様相を呈していました。

私が今日まで虚無のような生活を送っていた一方で、私より遥かにオバカな人間が私よりはるかに、世間的にはそこそこに人生をエンジョイしているという事実を知って目の前が真っ暗になりました。

おまけにパリのテロ事件追悼のためにFacebook公式がプロフにフランス国旗のトリコロールをカスタマイズできるサービスをやっていて、ここぞとばかりに自撮りのプロフにトリコロールをかけてる奴がやたらいるのを見せつけられるに至って完全に私の精神は崩壊しました。

Facebookは悪魔の生み出したSNSなので、みなさんも軽々しく手を触れない方がいいですよ。

つらい

今日は晩ご飯にスーパーで買った海鮮丼を食べました。具材とご飯のそれぞれをどういう配分で食べていくかを何一つ考えずに食べ散らかした結果、最終的に器の中には以下のようなものが残りました。

・まぐろ 一切れ

・ネギトロ 0.3口分くらい

・しそ 0.5枚

・酢飯 一口分くらい

・わさび 大量

残っているご飯と具材に比してわさびが余りすぎたのですが、何も打開策を思いつかなかったのでまぐろにわさびの残り全部をのせて食べました。

口に入れてから二秒後くらいにハチャメチャなわさび特有の辛みが舌に伝わり、一瞬遅れて鼻、そして鼻の奥へツ〜ンとした刺激が束となって押し寄せてきて完全に生きてる意味が分からなくなり、ガチで泣き叫びそうになった。

今年もいつの間にかに11月ですが、2015年の全ての出来事の中で今日の出来事よりつらい出来事一つもなかった。

冷静に考えてみると、成人男性なのにスーパーで買った海鮮丼のわさびが多すぎてつらかったこと以上につらい出来事がなかったという事実そのものの方がわさびの辛みより1000000000000000000000000倍くらいつらいですね。

 

トイレの達人

家に帰ったら、この十数年間ひたすら酷使され続けて水を流す度に漏水して床を水浸しにしていた便器がトイレから消えてメッチャピカピカの便器が据え付けられていた

何ひとつ前触れもなく、慣れ親しんだ便器は消え去った

まさか今朝便器に腰掛けたのが今生の別れとなるとは思いもしなかった

当たり前のものだと思っていても、いつの間にかに流れて去っていくのが世の中なんだな、と思った 便器だけに

こんなことになってしまうのだったら、ちゃんと便器にお別れのキスとかしとけばよかった わけねーだろバカタレ死ね

ともあれ、本当にトイレは建物の中で一番重要な施設だと思う 

 

最後に今までの人生で最悪だったトイレベスト3を発表します

 

3位 某松屋のトイレ(ゴキブリの死体が転がってた)

 

2位 クロネコヤマト集配センターの事務棟のトイレ(尋常じゃなく狭い。あと照明が無駄にセンサー式なのだが、たとえ人がトイレに入っていても勝手に消灯する)

 

 

1位 小学校の頃の同級生のSくんの家のトイレ(トイレの水たまりの奥の配水管がメチャクチャ茶色く汚れてるのが見えて、汚ねえトイレだと思ってたらその汚れと思われたものはかつてSくんが配水管に茶色のクレヨンを塗りたくった跡だった)

Shinjuku city is dead.

星の王子様に「砂漠が美しいのは、どこかに井戸が隠れてるからなんだ」っていうセリフがある 何を言っているのか意味が全く分からなかったんですけど、今日ある奇跡的な発見のおかげでその意味を悟ることができました

いままで僕は新宿をいい街だと思っていました それは新宿の街にはクソデカい本屋がありGUがあるしBOOK OFFもあり、なおかつ松屋が死ぬほどがあるからでした そういう理由ばかりで僕は新宿が好きなのだと自分では思っていました

しかし、今日初めて気づいたことがありました 僕は今までに新宿ですた丼の店に行ったことがありません すためしどんどんが三つもある新宿にすた丼がない訳がない そう思って「すた丼 新宿」でググった僕は、「(閉店)伝説のすた丼屋新宿店」という文字列を見つけました 僕は西新宿の路上でぶっ倒れてしまった

新宿にはすた丼がない  そう知ってしまった瞬間から新宿の街は死んだように見えました  新宿というクソデカい街は、どこにもすた丼を隠してはいなかったのでした あまりにも大きな悲しみの感情が胸の中にわき上がってきました と言いたいところですが別にそこまでの感動もなかったのですた丼の店舗情報を調べてみて、いままで行ったことのなかった中野のすた丼に行ってみることにしました

そして僕は中野で奇跡を見ました それは以下のような光景でした

     やよい軒

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      道路

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   松屋    すた丼

中野の街はすた丼(とやよい軒松屋)を隠していました

俺はガチで中野に骨を埋める覚悟を固めた みなさんも中野に移住しませんか?

 

破壊

地震が起こるわ噴火はするわで日本列島もだいぶ盛り上がってきたようですね

首都直下型地震一発くるだけでアベノミクスも経済も全部破壊し尽くされて終わるんだろうな〜と思うとすごいビッグイベント感がある なので破壊の話をします

小一のころに図書館で地震のひみつっていう学習漫画読んで以来ずっと大地震はクソデカいお祭りみたいなものだと思っている 今でもその学習漫画で描かれていた関東大震災発生直後の大火に包まれる日本橋一帯を逃げ惑う人びとのくだりを思い出すと日常の終焉、って感じがよみがえる 当時はまだクソクソのクソガキだったけど、メッチャ神がかったものを見ているような気がした

地震のひみつを読んでからというもの、小一の俺は破壊された都市の写真を求めて地震に限らず空襲とか原爆とかの被害写真集をやたらと読むガキになってしまった 本郷の大通りに爆弾が落ちて道路が巨大にえぐられて地下のガス管や水道管やらが全て丸見えになっている写真、艦砲射撃で気持ち悪いほど穴だらけになった室蘭市の航空写真、荒涼とした広島市の焼け跡のがれきの中で出動する間もなく焼けた消防車とか、いろんな写真を見ていた

小学校や公立の図書館の児童書コーナーにそんな感じの本が充実してたので簡単にそういう写真を見ることができた 本当に意味が分からない そういう本が本棚のクソ目立つところに陳列してあったけど多分俺以外のガキは絶対誰も読んだことない

そのうち年を重ねるにつれてそういう本を図書館に探しに行くみたいなことをしなくなっていきました(Twitterとか始めたらそんな時間なくなった)

今でもそういう写真を見るのはわりと好きなのですが、そういう写真を見まくっていたせいでここ最近みたいに近いうちにクソデカい地震が?ってことになると即破壊し尽くされた現代の東京の街を想像してしまう 勘弁してくれ

マジで図書館のせいでめちゃくちゃな趣味趣向を持つことになってしまった

皆さんは子どもができても絶対子どもを一人で図書館に行かせないようにして下さい

でもこのブログの読者が子持ちになることはなさそうなのでこの教訓マジで全部無駄だと思う