破壊

地震が起こるわ噴火はするわで日本列島もだいぶ盛り上がってきたようですね

首都直下型地震一発くるだけでアベノミクスも経済も全部破壊し尽くされて終わるんだろうな〜と思うとすごいビッグイベント感がある なので破壊の話をします

小一のころに図書館で地震のひみつっていう学習漫画読んで以来ずっと大地震はクソデカいお祭りみたいなものだと思っている 今でもその学習漫画で描かれていた関東大震災発生直後の大火に包まれる日本橋一帯を逃げ惑う人びとのくだりを思い出すと日常の終焉、って感じがよみがえる 当時はまだクソクソのクソガキだったけど、メッチャ神がかったものを見ているような気がした

地震のひみつを読んでからというもの、小一の俺は破壊された都市の写真を求めて地震に限らず空襲とか原爆とかの被害写真集をやたらと読むガキになってしまった 本郷の大通りに爆弾が落ちて道路が巨大にえぐられて地下のガス管や水道管やらが全て丸見えになっている写真、艦砲射撃で気持ち悪いほど穴だらけになった室蘭市の航空写真、荒涼とした広島市の焼け跡のがれきの中で出動する間もなく焼けた消防車とか、いろんな写真を見ていた

小学校や公立の図書館の児童書コーナーにそんな感じの本が充実してたので簡単にそういう写真を見ることができた 本当に意味が分からない そういう本が本棚のクソ目立つところに陳列してあったけど多分俺以外のガキは絶対誰も読んだことない

そのうち年を重ねるにつれてそういう本を図書館に探しに行くみたいなことをしなくなっていきました(Twitterとか始めたらそんな時間なくなった)

今でもそういう写真を見るのはわりと好きなのですが、そういう写真を見まくっていたせいでここ最近みたいに近いうちにクソデカい地震が?ってことになると即破壊し尽くされた現代の東京の街を想像してしまう 勘弁してくれ

マジで図書館のせいでめちゃくちゃな趣味趣向を持つことになってしまった

皆さんは子どもができても絶対子どもを一人で図書館に行かせないようにして下さい

でもこのブログの読者が子持ちになることはなさそうなのでこの教訓マジで全部無駄だと思う