虚無
何も悪いことしてないのに夏が終わった
加藤智大の気持ち考える以外に何もやることがない
人生には何も存在しないのに、何も存在しない人生は存在しているので毎日困っている
トイレの達人
家に帰ったら、この十数年間ひたすら酷使され続けて水を流す度に漏水して床を水浸しにしていた便器がトイレから消えてメッチャピカピカの便器が据え付けられていた
何ひとつ前触れもなく、慣れ親しんだ便器は消え去った
まさか今朝便器に腰掛けたのが今生の別れとなるとは思いもしなかった
当たり前のものだと思っていても、いつの間にかに流れて去っていくのが世の中なんだな、と思った 便器だけに
こんなことになってしまうのだったら、ちゃんと便器にお別れのキスとかしとけばよかった わけねーだろバカタレ死ね
ともあれ、本当にトイレは建物の中で一番重要な施設だと思う
最後に今までの人生で最悪だったトイレベスト3を発表します
3位 某松屋のトイレ(ゴキブリの死体が転がってた)
2位 某クロネコヤマト集配センターの事務棟のトイレ(尋常じゃなく狭い。あと照明が無駄にセンサー式なのだが、たとえ人がトイレに入っていても勝手に消灯する)
1位 小学校の頃の同級生のSくんの家のトイレ(トイレの水たまりの奥の配水管がメチャクチャ茶色く汚れてるのが見えて、汚ねえトイレだと思ってたらその汚れと思われたものはかつてSくんが配水管に茶色のクレヨンを塗りたくった跡だった)
Shinjuku city is dead.
星の王子様に「砂漠が美しいのは、どこかに井戸が隠れてるからなんだ」っていうセリフがある 何を言っているのか意味が全く分からなかったんですけど、今日ある奇跡的な発見のおかげでその意味を悟ることができました
いままで僕は新宿をいい街だと思っていました それは新宿の街にはクソデカい本屋がありGUがあるしBOOK OFFもあり、なおかつ松屋が死ぬほどがあるからでした そういう理由ばかりで僕は新宿が好きなのだと自分では思っていました
しかし、今日初めて気づいたことがありました 僕は今までに新宿ですた丼の店に行ったことがありません すためしどんどんが三つもある新宿にすた丼がない訳がない そう思って「すた丼 新宿」でググった僕は、「(閉店)伝説のすた丼屋新宿店」という文字列を見つけました 僕は西新宿の路上でぶっ倒れてしまった
新宿にはすた丼がない そう知ってしまった瞬間から新宿の街は死んだように見えました 新宿というクソデカい街は、どこにもすた丼を隠してはいなかったのでした あまりにも大きな悲しみの感情が胸の中にわき上がってきました と言いたいところですが別にそこまでの感動もなかったのですた丼の店舗情報を調べてみて、いままで行ったことのなかった中野のすた丼に行ってみることにしました
そして僕は中野で奇跡を見ました それは以下のような光景でした
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道路
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松屋 すた丼
俺はガチで中野に骨を埋める覚悟を固めた みなさんも中野に移住しませんか?
破壊
地震が起こるわ噴火はするわで日本列島もだいぶ盛り上がってきたようですね
首都直下型地震一発くるだけでアベノミクスも経済も全部破壊し尽くされて終わるんだろうな〜と思うとすごいビッグイベント感がある なので破壊の話をします
小一のころに図書館で地震のひみつっていう学習漫画読んで以来ずっと大地震はクソデカいお祭りみたいなものだと思っている 今でもその学習漫画で描かれていた関東大震災発生直後の大火に包まれる日本橋一帯を逃げ惑う人びとのくだりを思い出すと日常の終焉、って感じがよみがえる 当時はまだクソクソのクソガキだったけど、メッチャ神がかったものを見ているような気がした
地震のひみつを読んでからというもの、小一の俺は破壊された都市の写真を求めて地震に限らず空襲とか原爆とかの被害写真集をやたらと読むガキになってしまった 本郷の大通りに爆弾が落ちて道路が巨大にえぐられて地下のガス管や水道管やらが全て丸見えになっている写真、艦砲射撃で気持ち悪いほど穴だらけになった室蘭市の航空写真、荒涼とした広島市の焼け跡のがれきの中で出動する間もなく焼けた消防車とか、いろんな写真を見ていた
小学校や公立の図書館の児童書コーナーにそんな感じの本が充実してたので簡単にそういう写真を見ることができた 本当に意味が分からない そういう本が本棚のクソ目立つところに陳列してあったけど多分俺以外のガキは絶対誰も読んだことない
そのうち年を重ねるにつれてそういう本を図書館に探しに行くみたいなことをしなくなっていきました(Twitterとか始めたらそんな時間なくなった)
今でもそういう写真を見るのはわりと好きなのですが、そういう写真を見まくっていたせいでここ最近みたいに近いうちにクソデカい地震が?ってことになると即破壊し尽くされた現代の東京の街を想像してしまう 勘弁してくれ
マジで図書館のせいでめちゃくちゃな趣味趣向を持つことになってしまった
皆さんは子どもができても絶対子どもを一人で図書館に行かせないようにして下さい
でもこのブログの読者が子持ちになることはなさそうなのでこの教訓マジで全部無駄だと思う
すた PART2
またすためしどんどんへ行ってきました
今日はネギ塩ステーキ(930円)を注文しました 以下感想です
・前回すためしを食べたときから「ステーキ・ハンバーグを頼むとごはんとみそ汁お代わり無料」という宣伝文句が気になっていたので実際にネギ塩ステーキを頼んでみました。930円という値段から明らかなようにステーキそれ自体については全く期待できる要素はなく、頭の中はお代わり無料のことでいっぱいでした。
・食券を店員に渡して、壁に貼ってある「ジャンボドリンク150円」とかいうチラシを凝視しているとまもなくご飯とみそ汁が出てきました。ご飯の量は思ったより少なかったです。いくらお代わりしてもいいと言いつつ一度に出されるご飯の量はみみっちいという、お代わり無料サービスの実態なんてこんなもんだろうなとか思っているとネギ塩ステーキが出てきました。
・店員は片手にステーキ皿、片手に白い器を持ってきました。白い器の方はサラダでも入ってんのかなと思い、別に気にも止めませんでした。しかし、店員が僕の目の前に出してきたステーキ皿のステーキ(100g)にはまったくネギがのっていませんでした。ネギ塩ステーキ自体には期待していなかったとは言え、流石になんだぁ!?と思っていると店員が白い器を僕の前に出してきました。器にはステーキ肉の三.五倍ぐらいの体積のネギが入っていました。
・冗談でもなんでもなくネギと肉の比が4:1くらいで、ご飯をお代わりすればみみっちい量の肉はあっというまに無くなり、最後にはネギでご飯を食べることになるのは日の目を見るより明らかでした。みそ汁で流し込むことも考えましたが、みそ汁の具はネギのみで、狂った量のネギをネギのみそ汁で流し込むという自体は流石に避けたいところでした。
・前回書いたようにたくあんも食べ放題でしたが、たくあんの入った壺のふたを開けた瞬間完全に人間としての矜持が失われるような気がして、だったら開けてほうが面白いんじゃねえかと思ったけど結局食べませんでした。
・完全に負けたと思いましたが、930円払ったのがメッチャくやしかったのでちゃんとご飯お代わりしました。お代わりでは大盛りが選べました。無限に米とみそ汁とたくあんを食べることができるので飢餓状態の農民にオススメです。
・お代わりのご飯と狂った量のネギを噛み締めてたら新宿西口ビッグカメラの入り口付近で見た雑魚寝のホームレスたちのことを思い出してきた。
以上です すためしどんどん最高!
すた
初めてすためしどんどんへ行きました 以下は感想です
・価格帯はすた丼と同じ。学生証提示で無料で米増量ができるほか、ステーキ・ハンバーグを注文するとごはんとスープがおかわり自由になる。ただしすためしの肉増しは230円で、すた丼よりも割高。
・店の名前が示す通り、すためしはもちろんすた丼の模倣である。
・すためしはすた丼と比べるとあんの主張がやや強く、味としては肉野菜炒めの感じに近い。中華風のすた丼っぽい。代用すた丼として考えるとすた丼の味の再現度はそれなりのレベルだが、にんにくの量が少なくパンチに欠ける。逆に言えばすた丼よりはあっさりしていて食べやすい。すた丼のにんにくの量が暴力だと思うけどスタミナ丼は食べたい、というのならすためしはオススメ出来る。
・言うまでもなくすた丼はたくあんが丼に二切れ入っている。すためしでは丼の中に漬け物は入っていない。代わりに卓上に小さい壺があり、この中にたくあんが入っている。これはいくらでも盛りつけられる。ただしすた丼のたくあんは漬け物本来の口直しとしての役割を重視したあっさりしたものであるのに対してすためしどんどんのそれは甘みが強い市販のたくあんに近く、すためしの味を相殺してしまう。
・すためしどんどんやすた丼に限ったことではないが、毎日一人でご飯を食べていると死を意識する
以上です すためしどんどん最高!